「ほぐし」と「あん摩マッサージ」

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「ほぐし」と「あん摩マッサージ」

私は仕事柄、一日中パソコンの前に座ってタイピングし続けることも多く、日常的に首や肩がガチガチに凝り固まってしまいます。先日もあまりの首の凝りに吐き気をもよおし、仕事帰りに目に付いたマッサージのお店に駆け込みました。初めて訪れるお店でしたが、とにかくこの痛みをどうにかしたい一心で、メニューなどは特に見ず入りました。60分で3800円程度のコースを選択し、Tシャツとジャージに着替え、ベッドにうつ伏せになって待つよう指示されました。すぐにマッサージが始まりましたが、担当の男性の方は、力は強いものの、どうにもポイントがずれているような、あまり患部がほぐされているような感覚がありません。結局そのまま60分が過ぎ、首の痛みと吐き気はほとんど変わらぬままに店を後にしました。帰り際に看板を見ると、「マッサージ」の文字はなく、「ほぐし」と書いてあったことが少し気になりました。

翌日、依然として痛みと吐き気が止まらなかったため、近所でマッサージのできるところはないか探してみました。関西の田舎の方ですのであまり店はないのですが、近所に一軒だけ「あん摩・マッサージ」という看板を掲げたかなり古めの治療院がありましたので、藁にもすがる思いで行ってみました。結果から言うと、吐き気は完全におさまり、首と肩の痛みも劇的に改善しました。院長先生は70歳前後のご高齢の方でしたが、そんなに力を入れていないようなのに、指がぐんぐん奥まで入っていくような感覚で、表面だけではなく、その奥の患部をしっかりほぐされているように感じました。施術後、少しお話をした時、昨日の「ほぐし」のお店のことを話したのですが、院長先生曰く、「マッサージと書いていなかったということは、もしかしたら特に資格を必要としない類の治療だったのかもしれないね」とのことでした。まったく無知だったでのですが、こちらの院長先生もお持ちの「あん摩マッサージ指圧師」というのはれっきとした国家資格であり、この資格、または医師の資格を持たない場合は「マッサージ」という文言を掲げてはいけないのだそうです。とはいえ、すべての店がこれに当てはまるとは限らないのが実情のようで、また「ほぐし」のお店であっても腕の良い方もいらっしゃるようなので一概には言えませんが、マッサージ店を選ぶ際の一つの基準にはなり得ると教えていただきました。

帰り際、院長先生に、今後も通わせていただきますと言った時、

「違います。マッサージを必要としないような体になりなさい。」と言われたことがとても印象的でした。ひょんなことからプロの技と精神に触れることができた体験でした。

 

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